2018年1月から4年間、Hiranoさんの山岳写真を紹介してまいりました。 本年からは、初心者写真家の私、丹野が撮影した写真を、Hiranoさんに添削していただこうと思います。 もちろんHiranoさんの新作が手に入りましたらその都度ご紹介します。 Hiranoさんにバシバシとご指導いただき、写真技術を向上させていければと思います。 どうぞお付き合いください。

「水のまんなかの道がまっすぐ」山頭火

タイトル:「水のまんなかの道がまっすぐ」山頭火
撮影地:浜名湖舘山寺
撮影月:2024年3月

(丹野)
説明文:浜名湖舘山寺で撮影した写真です。
この句は山頭火が浜名湖南部の新居から舞阪あたりを旅した時に詠んだものです。
山頭火の頃、浜名湖には江戸期の東海道の風情が残されていたのでしょうね。
浜名湖北部の舘山寺でまっすぐな道発見!

ちなみにここは浅いので子供を遊ばせるにはもってこいですよ!


(Hirano)
いままでの写真に比べてシュールな感じになりましたね。
中央に無機質な造形物があって、先のほうに子供がいる。
周囲は海なのに、あの子たちはどうやってあそこまで行ったんだろうか?
想像をかき立てる不思議な作品です。
モノクロームに仕上げたことで余計な思考を除外し、テーマを強調できていると思います。
道の右側と左側で海面の状態が異なっているのも良いですね。
秀作!