本連載では、山岳写真家のYoshihide Hiranoさんが撮影した美しい山の写真を紹介していきます。 Hiranoさんがフィルムに焼き付けた美しい山々の姿をお楽しみください!


夕暮れ間近の黄景

撮影地:南アルプス 薬師岳山頂
撮影月:10月上旬
山の撮影は朝と夕暮れ時がほとんどです。
太陽の光が斜光となり、木々や山肌に光と影が生まれ、
写真に奥行きと変化を与えます。
この作品も夕暮れの斜光で黄葉の木々が浮かび、
雲に霞む山が遠景で落ち着いた雰囲気を演出しています。
何気ない景色も、光の条件、雲や風の条件で大きく変わります。
自然の条件に感謝して撮影は太陽が山へ沈むまで続きます。
薬師岳(2780m)へは、南アルプス市の夜叉神峠登山口から入山して約7時間30分くらいかかります。
途中に南御室小屋、薬師岳小屋があり、山小屋に泊まりながらのんびりと登山するのがおすすめです。
薬師小屋へ初めて宿泊したのは約30年前で、それから何回か宿泊していますが、
昨年建て替えられてきれいになりました。また行きたいなあ。

【Yoshihide Hirano氏プロフィール】
登山歴30年、山岳写真歴20年
使用カメラ:ペンタックス67Ⅱ
最近の主な撮影山域:南アルプス、八ヶ岳
日本山岳写真協会会員
磐田市在住